【コピペを強化】クリップボードの履歴を活用して、コピペをさらに便利に!

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PCで一番使用する操作といっても過言ではない、「コピー」と「貼り付け」。
これをさらに便利にできる「クリップボードの履歴」という機能をご存じでしょうか?

「クリップボードの履歴」を活用すると、前にコピーした内容を再度貼り付けたりできます。

今回は、「クリップボードの履歴」とその活用方法について解説します。

そもそもクリップボードとは

クリップボードは一時的にデータを保存しておく場所のことです。
身近なところで言うと、「コピー」「貼り付け」機能で使用されています。

コピーしたものはクリップボードに保持されます。
貼り付けを実行するとクリップボードに保持されている内容を貼り付けます。

クリップボードは基本的に1つの内容しか保持できません。
そのため、別のテキストをコピーすると元々クリップボードにあったものは消えてしまいます。

クリップボードの履歴とは

「クリップボードの履歴」はクリップボードに保持された内容の履歴です。
つまり、コピーした内容の履歴ということになります。

これにより、過去にコピーした内容を見ることができ、さらにその履歴から再度貼り付けを行うことができます。

・さっきコピーものをもう一度貼り付けたい、、、
・複数の内容をコピーで持っていきたい、、、
といったときに、非常に便利です。

クリップボードの履歴の使用方法

クリップボードの履歴を開くには”Win + V”を押します。
最初は機能がOFFになっているので、ONにしましょう。

ONにしてから「コピー」をすると、コピーしたものが履歴として表示されます。

クリップボードの履歴から貼り付けるには、貼り付けたいものをダブルクリックします。

具体的な活用例

例1:前にコピーしたものを貼り付ける

さっきコピーしたやつをもう一度貼り付けたい!
けど、もう別のをコピーしちゃった、、、ということよくありませんか?

クリップボードの履歴を活用するとこの悩みが解決できます。

例えば、以下のようにファイルから別のファイルにテキストをコピーしたとします。

ここで、もう一度上の内容を貼り付けたい場合。
通常なら、再度ファイルからコピーして貼り付け、とすると思います。
しかし、クリップボードの履歴を使えば、そこにある履歴から再度貼り付けができます。

クリップボードの履歴から再度貼り付けが可能。

実際の作業では、コピー元のファイル以外にもたくさんの画面が開かれています。
そのため、もう一度コピーするという作業は案外面倒なのです。
クリップボードの履歴を活用すれば、この面倒な作業を省くことができます。

例2:複数の内容をコピーする

あっちのファイルとこっちのファイルからコピーしてきたい、、、
というときも、クリップボードの履歴を活用すれば作業の効率化が図れます。

例えば、2つのファイルの内容を、別のファイルにまとめたい場合。
普通は「コピー→貼り付け」を2回行うと思います。

が、クリップボードの履歴を活用すれば、一気にコピーして持っていくことができます。

まとめ

クリップボードの履歴を活用すると、コピペ作業が一気に楽になります。
起動もショートカットキー(Win + V)で簡単に起動できるので、ぜひ活用していきましょう!

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